津まつりの歴史
大昔から続く津まつりには400年近くの歴史があるそうです。
三重県の津まつりは寛永年間から始まったらしいので長い歴史を持つと地元民も 誇らしく思っているでしょうが、三重県に住んでいる人以外にはあまり知られて いないお祭りかもしれません。 試しに近くの名古屋市民や岐阜市民に「津まつりって行ったことある?」と尋ねて みれば、どれだけの知名度があり足を運ばれているのかがわかるでしょう。 それまでは現在の垂水にあった八幡宮を結城の森に移して津の総氏神として 奉ったそうですし、その地域で暮らす方には親しまれていたのでしょうが遠くから はるばるやってくる観光客はそれほど多くはないかもしれません。
明治時代
江戸時代とは三重県の津市の様子も変わってきました。
明治時代になる頃には廃仏毀釈や神仏分離令が政府から出されることもあり、 長い歴史を誇る津まつりも中止になる時がたびたびあったようです。 ですがやる時は盛大に、各町の見せ場である出し物は年々派手でインパクトの強い 企画が増加していく傾向が強かったそうです。 これから毎年実施できるかわからない、ならばやれる時には全力で取り組もう、 と町民の皆さんが一致団結して盛り上げることを誓ったのでしょう。
戦後の津まつり
三重県にも過去にはお祭りどころではない時代もありました。
いくら三重県津市の人達がお祭り大好きといっても、戦時中は津まつりを例年通り 開催することはできなかったようです。 国中が大騒ぎでしたしお祭りをする余裕なんてどこにもなく、そんな非常時に 無理矢理開催しても誰も楽しめないので当然でしょう。 この地域も戦争の被害は受けていましたし、行列に使われていた山車なんかも ほとんどが失われてしまったそうです。
伊勢市と津市
津市は三重県の中心部にある全国的に有名な都市です。
愛知県や岐阜県の近くにある三重県は、日本列島のほぼ真ん中にあり松坂牛や 伊勢神宮でも有名な県なので知名度もそこそこにあります。 津市の津まつりは遠方の方にはそれほど知られていないかもしれませんが、 数百年の歴史があるので近場の住民なんかはみんなが知っているでしょう。 この津市は三重県の中心に位置するので、もし三重県のどこかに注文住宅を建てる のならこのあたりが便利かもしれません。